こころに残るものがたりえほん
堀内誠一・絵
こすずめのぼうけん
はじめて飛び立ったこすずめが、迷子になり自分の居場所をみつけて
飛び続けます。
いろいろな鳥のところに行っては、自分の存在を否定されます。
こすずめは言いつづけます。「ちゅんちゅんちゅんって言えますか。」
夕暮れになり、すっかり疲れてしまった、こすずめ。
最後に問いかけに答えてくれたのは、こすずめを迎えにきてくれた
お母さんでした。
やっとこすずめは、自分の居場所をみつけることができたのです。
あなたにとって、受け入れてくれる人は誰ですか。
ラストシーンが、ひとりひとりの胸に響きます。
|