*-・-・-*-・・--*-・-・-*・-*-・-・-*-・-*-・-・-*・-・-*-・-・-*-・
ゴリラが大好きという作者が、愛情いっぱいに描いた、ちびゴリラ。
26年もの長い間、子供にも大人にも愛され続けているちびちびの絵本です。
*-・-・-*-・・--*-・-・-*・-*-・-・-*-・-*-・-・-*・-・-*-・-・-*-・
ちびちびという名前の小さなゴリラ。
ちびちびは、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんだけでなく、
ジャングルのみんなに愛され、遊んでもらって育っていきます。
どんどん、どんどん成長していくちびちび。
このお話の中には、ある"ことば"が繰り返されます。
それは、「だいすき」という"ことば"です。
"ことば"は、不思議です。
何度も何度も繰り返し発しているうちに、気持ちの方もついてきます。
この絵本を繰り返し読むうち、ちびちびのことを「だいすき」になり、
やさしい気持ちになってきます。
この絵本を子供に読むと、どうでしょう。
色々なことを説明するよりも、この絵本を繰り返し読むことで、「だいすき」
という気持ちや、やさしい気持ちを、知らず知らずに、心の奥深くで理解する
ことができるのではないでしょうか。
"ことば"のもつ魅力、それに加えて、愛情いっぱいに描かれたかわいい
ちびちび。「みんなは いまでも ちびちびが だいすきです。」と
締めくくられるこの絵本を、大切な人に贈りたいと思うのは、わたしだけ
でしょうか。
(終わり)