■■■ baby03  ちびゴリラのちびちび ■■■

vol-14
   本のタイトル: ちびゴリラのちびちび

   作・絵: ルース・ボーンスタイン
   訳: 岩田 みみ
   出版社: ほるぷ出版
   対象年齢: 2歳から大人まで

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   ゴリラが大好きという作者が、愛情いっぱいに描いた、ちびゴリラ。
   26年もの長い間、子供にも大人にも愛され続けているちびちびの絵本です。
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   ちびちびという名前の小さなゴリラ。
   ちびちびは、お父さん、お母さん、おじいさん、おばあさんだけでなく、
   ジャングルのみんなに愛され、遊んでもらって育っていきます。
   どんどん、どんどん成長していくちびちび。

   このお話の中には、ある"ことば"が繰り返されます。
   それは、「だいすき」という"ことば"です。

   "ことば"は、不思議です。
   何度も何度も繰り返し発しているうちに、気持ちの方もついてきます。
   この絵本を繰り返し読むうち、ちびちびのことを「だいすき」になり、
   やさしい気持ちになってきます。

   この絵本を子供に読むと、どうでしょう。
   色々なことを説明するよりも、この絵本を繰り返し読むことで、「だいすき」
   という気持ちや、やさしい気持ちを、知らず知らずに、心の奥深くで理解する
   ことができるのではないでしょうか。

   "ことば"のもつ魅力、それに加えて、愛情いっぱいに描かれたかわいい
   ちびちび。「みんなは いまでも ちびちびが だいすきです。」と
   締めくくられるこの絵本を、大切な人に贈りたいと思うのは、わたしだけ
   でしょうか。

   (終わり)


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