絵本古本マーケットはっぴぃ

10月のおすすめ絵本(2018年)

■10月29日 ★レア本★1977年度絵本ライブラリー版「はたらきもののじょせつしゃけいてぃー」

はたらきもののじょせつしゃけいてぃー(1977年度絵本ライブラリー版)
バージニア・リー・パートン/文・絵 いしいももこ/訳 福音館書店

白地に赤・黄色・水色、緑の色づかいが鮮やかで美しい、リーバートンの絵本です。
構成も斬新で、躍動感のあるいきいきとした絵ですね。
「世界傑作絵本シリーズ」の初版が、1978年3月2日となっていますので
それより前に発刊された、1977年の「絵本ライブラリー版」、入手はほぼ困難かと思います。
古い版をお探しの方、いかがでしょうか。経年ですが、状態は概ね良好かと思います。
本日は、その他にも福音館書店の「世界傑作絵本シリーズ」を追加。
再入荷人気絵本をお安くお出ししています!

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2018年10月29日

■10月19日 かこさとしおはなしのほん「からすのそばやさん」

からすのそばやさん (かこさとしおはなしのほん14)
加古里子/作・絵 偕成社

からすのパンやさんの末っ子、白ガラスのオモチちゃんも、すっかり大きくなりました。
そばの白い花をみつけたオモチくんは、そば畑でハッサクおじさんに出会いました。
花のあとにできる実からそばを作ると聞いたオモチくんは興味深々。
月日が過ぎて、ハッサクおじさんのところを訪ねると、そば作りの真っ最中でした。
おいしい手打ちそばをご馳走になったオモチくんは、ハッサクおじさんの家の庭で、お店を開く
ことにしました。
「からすのパンやさん」同様、つぎつぎとユニークなそばが登場します。
それだけでなく、みんなのリクエストに応えて、うどんやラーメン、スパゲッティと
どんどんふえて、バラエティ豊か。
娘のイソちゃんのおむこさんになったオモチくんの「からすのそばやさん」は大繁盛です!
子どもたちの好きな食べ物、麺類を題材にした、とっても面白いおはなしです。
そばの実からそばを作る過程もくわしく描かれています。

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2018年10月19日

■10月11日 1986年(昭和61年)初版・チャイルド本社版大型本「赤い鳥青い鳥」書き下ろし童謡詩&楽譜集

赤い鳥青い鳥
渡辺浦人/編 村上保/絵 社団法人日本民俗音楽協会/発行 チャイルド本社/発売

クラシック音楽の作曲家、社団法人日本民俗音楽協会会長(発行当時)の渡辺浦人氏が
「北原白秋生誕100年」を記念して編さんされた童謡詩と作曲楽譜集です。
全54編の童謡詩に作曲楽譜がそえられています。
北原白秋「あかいとりことり」をはじめ、青戸かいち「あいうえおがわにはるがきた」
秋葉てる代、こわせ・たまみ、長谷川洋、藤田圭雄、島田陽子などの童謡詩人と
渡辺浦人、平岡荘太郎、金井喜久子などの作曲家、総勢80人の先生方の作品です。
挿絵は、切り絵作家の村上保氏。とてもかわいいカットが、全作品にそえられています。
カバー(表紙も同じ)の裏表は、カラーの女の子と男の子と赤い鳥、青い鳥の絵。
ページ内はモノクロ絵です。(切り絵もあるかと思います。)
ユーモラスな動物や、郷愁をさそうメルヘンタッチの子どもの絵、ロボットやおひなさままで
いろいろ楽しめます。
チャイルド本社版、全200ページの大型本です!

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2018年10月11日

■10月3日 講談社の創作絵本「四季のねこえほん」春・夏・秋・冬全4冊揃い!かんのゆうこ&松成真理子、北見葉胡、たかの鮎子、こみねゆら

講談社の創作絵本「四季のねこえほん」春・夏・秋・冬全4冊揃い!

「はるねこ」・・松成真理子/絵
今年の春はなんか変です。野原には花も咲かないし、ちょうちょの姿もありません。
そんな時、あやのところに不思議なねこがやってきました。
そのねこは、春をはこんでくるという「はるねこ」。春のたねがつまった袋をおとしてしまったというのです。
あやもどうしたらいいんだろうと思いました。「そうだ!」あやはいいことを思いつきました。

「なつねこ」・・北見葉胡/
毎年夏になると、なみこの家の軒下には風鈴がかけられます。なみこは風鈴の音が大好きでした。
風が歌をうたっていると思いました。
ある日の夕暮れ時、風鈴の音に誘われて庭に出ると、浴衣を着たねこのこなつが風鈴をさげて
立っていました。聞くと、風鈴を作っているところへ案内してくれると言うのです。
見知らぬ森の中、風鈴づくりをしているのは、こなつの兄の「なつねこ」でした。
なつねこはなみこに風鈴づくりのひみつを話し始めました。

「あきねこ」・・たなか鮎子/絵
友だちと遊んだ帰り道、かのが公園で出会ったのは、「あきねこ」でした。
透明な"秋風えのぐ"をつかって「あきねこ」が絵を描くと、絵の具はいろとりどりに輝きだして
美しい秋の風景がひろがりました。そして、風景の中の花や木が不思議な歌を歌い始めました。

「ふゆねこ」・・こみねゆら/絵
お母さんを亡くしたちさとのところへ、ゆきのようにまっしろな「ふゆねこ」がたずねてきました。
お母さんが編みかけのちさとの毛糸の手袋を編み上げにやってきたと言うのです。
ふゆねこは上手に手袋を編んでちさとにわたすと、降り始めた雪の中へ消えていきました。
しばらくたったちさとの誕生日に、今度はお母さんからあずかったプレゼントを持って
おじいちゃんとおばあちゃんがやってきました。

少女たちと不思議な猫とのあたたかな創作童話です。
個性あふれる女性絵本作家さんの絵もおすすめです!
帯付きで本文頁はほぼ未読です!(「なつねこ」のみ帯はありません。)
「なつねこ」以外は、現在入手困難ですので、全4冊揃いはめずらしいかと思います。

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2018年10月3日

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