■11月26日　こぐま社ことばあそび絵本「ぶたたぬききつねねこ」「かえるがみえる」「わにがわになる」

ぶたたぬききつねねこ　 　馬場のぼる／作　こぐま社

かえるがみえる 　まつおかきょうこ／作　馬場のぼる／絵　こぐま社

わにがわになる 　多田ヒロシ／作　こぐま社

「ぶたたぬききつねねこ」は、しりとりあそび絵本。しりとりでつながる言葉で
ストーリーになっているユニークな絵本です。つぎは、どんな言葉で、どんな展開?と、わくわく。
愉快な場面いっぱいですが、最後は、ぶたさん、たぬきさん、きつねさん、ねこさんが出てきて
しろくまさん家で、クリスマスパーティー！と、見事につながり、感心します。
クリスマス絵本としても楽しめます♪

「かえるがみえる」は、面白い韻語のことばあそび絵本。
「かえるはかえる」と、同じフレーズなのに、違う場面が出てきたり、「かえるはこえる」「かえるをこえる」
「かえるがこえる」と、助詞を変化させてみたり、松岡享子さんの絶妙な文に、馬場のぼるさんらしい
マンガチックな愉快なかえるたちが、つぎつぎと登場し、楽しませてくれます。

「わにがわになる」は、語呂合わせのことばあそび絵本。
「からすがこえをからす」など、ひとつの文の中に、同音異義語や、似た言葉を組み合わせて
調子のよい文をつくっています。
「こうもりのこもり」や「トラのトランク」など、笑いを誘う、思いもよらないものが出てきます。

3冊とも、ことばの面白さや、自由な発想で、イメージがどんどん広がります！

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■11月23日　心あたたまる鉄道絵本「ちいさなちいさな駅長さんの話」

ちいさなちいさな駅長さんの話
いぬいとみこ／文　津田櫓冬／絵　新日本出版社

どこかの半島でしょうか。海と山に囲まれた線路を、ちいさなちいさな機関車が走ります。
着いたところは、「はるみさき」という、ちいさなちいさな駅。
その駅のちいさなちいさな駅長さんと、乗客のちいさなちいさな男の子との、ふれあいを描いた物語です。
どこかなつかしい日本の風景と心の交流に、ゆったりと流れる非日常的な時間を感じ、旅情を感じます。
アルバム風に切り取られたような、淡い水彩の絵も、どこか遠い記憶の風景のようです。
「ちいさなちいさな」と繰り返す文章は、リズミカルな機関車の響きのように、心地よいです。

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■11月19日　面白い知識の絵本★鈴木まもる「まえむきよこむきうしろむき」

まえむきよこむきうしろむき
鈴木まもる／作・絵　金の星社

ねこさんも、いぬさんも、とりもさかなも、車に飛行機、電車、靴やテレビ
おじいさんおばあさんも、家族みんなも・・・その他いろいろ、前から横から後ろから見た絵が
ところせましと描かれています。ところどころ、おかしな絵も登場します。
木やりんごは、どこからみても同じに見えたり、魚の後姿とか、大人にも、新鮮で面白いことが
たくさんみつかります。ものの見方や発想を、のびのびとおおらかに育てます。
ものの形、名前、仲間分けなど、知識の絵本として、いろいろ活用できます。

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■11月13日　まついのりこ「どんぐりくんのことばえほん」2冊！★再入荷★

ぼーるころころぽーん　どんぐりくんのことばえほん
どんぐりひろばの12つき　どんぐりくんのことばえほん
まついのりこ／作　講談社

「ぼーるころころぽーん」は、擬音語・擬態語がいっぱいです！
どんぐりくんたちが遊んでいたボールが、「ころころぽーん」と転がって、いろいろな場面に
とんでいきます。食事中の動物たち、楽器で遊ぶ動物たち、病院では…?
ユーモアあふれる絵とともに、動きのイメージをふくらませながら、楽しいオノマトペの世界、
日本語の豊かさにふれることがことができます！

「どんぐりひろばの12つき」は、クイズ遊び形式のこどぱえほん。
「おひな・ま」や「ほ・る」など、伏せてある字を考えながら、1月から12月まで、日本の季節や行事を
とおして、たくさんのことばにふれることができます。1年をふりかえる、これからの季節におすすめ♪

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■11月10日　川上越子さんの画集エッセイ「ハーブと野菜に日は暮れる」

ハーブと野菜に日は暮れる
川上越子／作　架空社

畑から掘りあげたばかりの、ちょっと不揃いの野菜たち。
一面に咲くラベンダーをはじめ、美しく可憐なハーブたち。
ひとつのタイトル毎に、それぞれ、絵とそれに添えられたエッセイに色どられた画本です。
ストレートな思いを綴ったエッセイや、少しせつない思い出のかずかずを読むと
野菜やハーブたちも一緒に泣いたり笑ったり、励ましてくれているように見えます。
力強く、また繊細に描かれた野菜たち。
枯れた葉やしなびた様子などもあわせて、まるごと描かれている野菜たちに愛おしさを感じます。

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■11月5日　★人気★クリスマス絵本「あのね、サンタの国ではね…」黒井健・絵

あのね、サンタの国ではね…
松本智年、一色恭子／原案　嘉納純子／文　黒井健／絵　偕成社

　の追加をはじめました♪
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本日は、黒井健さん絵の、サンタ絵本です。サンタがおおぜい住む森の1年間のおはなし。
みんなで、おもちゃがなる木を育てたり、トナカイ学校をはじめたり、そりの手入れ・・・
クリスマスイプに向け、せっせと準備にいそしみます。でも、夏には、海水浴でひとやすみ。
とっても楽しい、夢いっぱいのおはなし。各月や季節のことも、サンタの1年間をとおして教えてくれます。
もう、11月。サンタさんは、クリスマスに向け、おめかしを始めます。
クリスマスが待ちどおしいですね～

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■11月2日　間瀬なおたか、山本忠敬の「乗り物絵本」電車、列車

しゅっぱつしんこう(幼児絵本シリーズ)
山本忠敬／作　福音館書店

でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
間瀬なおたか／作・絵　ひさかたチャイルド

穴あきや、表からも裏からも読める楽しい"しかけ"もある「でんしゃでいこう でんしゃでかえろう」
海の駅と山の駅間を、いろいろな風景の中を電車が走ります。愉快な電車音のリズムが響きます。
「しゅっぱつしんこう」は、田舎のおじいさんの家に、列車で出かけます。
途中、特急列車、急行列車、普通列車に乗り換えます。
細かな駅の風景や、新幹線、貨物列車、電気機関車の姿も見れます。また、上から、斜め下から
橋の下から、間近に、遠くからと、いろいろな角度で、列車が描かれています。
どちらも、2-3歳さんから楽しめます。お子さんの大好きな「乗り物絵本」ぜひどうぞ～

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