絵本古本マーケットはっぴぃ 【古本はっぴぃ】のおすすめ絵本・2014年




美女と野獣
美女と野獣
ローズマリー・ハリス/再話
エロール・ル・カイン/絵
矢川澄子/訳
ほるぷ出版

(売り切れ)



本作品は、クロアチアの昔話「ローザとバジル」を再話したものです。
意地悪な姉ふたり、不幸に見舞われ貧乏になった父親をいたわる末娘、 父親が町で用事をすませた帰り道、迷い込んだお屋敷でご馳走を食べて しまうところなど、原作をそこねず再話されています。
カインが描く、ケダモノは恐ろしく妖艶で、装飾を施した画風と ともに、独特の怪しの世界が表現されています。
調度品やドレスなど、ヨーロッパの昔話としても見ごたえがあります。


パンダくんパンダくんなにみているの?
パンダくんパンダくん
なにみているの?

エリック・カール/絵
ビル・マーチン/文
おおつきみずえ/訳
偕成社

(売り切れ)


ジャイアントパンダ、ハクトウワシ、アジアスイギュウ、 クモザル・・・この絵本には10種の動物たちが出てきます。
それらは、世界各地に住む絶滅危惧種の動物たちです。 それぞれにユニークな特別な名前と特徴のある個別の形を しています。
エリック・カールさんがそれらを堂々と描いています。
最後に出てくるゆめみるぼうやは地球でしょうか。 みんなのことを温かく見守る、地球の未来に夢を託している というメッセージがこめられているように感じます。


トムテ
トムテ
リードベリ/作
ウィーベリ/絵
やまのうちきよこ/訳
偕成社

(売り切れ)



トムテはスウェーデンの農家にいる小人の妖精です。
何百年も生き続け、仕事の手助けをしたり、夜番をしたりして その家の人を守り、幸せにしてくれると言われています。
1882年にリードベリが書いた「トムテ」という詩をもとに 1960年にウィーベリが、真冬の月明りの夜の神秘的な風景とともに 心やさしくあたたかなトムテの様子を描いた作品です。
ずっと何代もの家人を見守り続けてきたトムテは、 夜番をしながら、自分には理解できない、人の命の不思議さに 思いを馳せます。月と星、夜と昼、人と動物たち、宇宙の時の 流れの中、トムテが息づいています。


メリークリスマスおつきさま
メリークリスマスおつきさま
アンドレ・ダーハン/作
きたやまようこ/訳
講談社

(売り切れ)




ねずみのマヤの家はうすぐらく、天井の小さな丸い入口が お月さまの光でほんのり丸い形にうかんで見えます。
マヤはお月さまに光のかけらをひとつだけわけてほしいと思いました。 そこで、お月さまに手紙を書いて、紙ひこうきにして飛ばしました。
その手紙を受け取ったのは、サンタクロースでした。 マヤの夢をかなえてあげたいと思ったサンタクロースは・・・
やさしくあたたかな絵とおはなしに、笑顔こぼれるクリスマスファンタジー。


「クリスマスのものがたり」(世界傑作絵本シリーズ・日本とスイスの絵本)
クリスマスのものがたり
(世界傑作絵本シリーズ・
日本とスイスの絵本)

フェリクス・ホフマン/作
しょうのこうきち/訳
福音館書店

(売り切れ)



天使ガブリエルがマリアに歩み寄るところから始まり、聖書に忠実に描かれた キリスト生誕の物語です。
1975年に福音館書店の松井直さんより依頼を受け制作された作品で ホフマン最後の作品となったそうです。
柔らかく落ち着いた色づかい、神秘的で荘厳に描かれた絵の中に マリアとヨセフの子を思うあたたかな愛を感じます。


きのいいサンタ
きのいいサンタ
さとうわきこ/作・絵
金の星社
★絶版★

(売り切れ)




心のやさしいサンタさん。プレゼントを配る途中、捨てねこ、捨ていぬ 捨てられたおもちゃ、迷子のおばけ子に、かみなりの子、大きなバスまで 拾って、家まで連れて帰ります。
家のドアを開けると、もっとびっくり!ところせましと動物たちが!
大きなケーキにご馳走いっぱい。とっても賑やかなクリスマスイブです。
なのにサンタさんは、いいことしたと満足そうにすやすや…
コマ割り、吹き出しで描かれている作品。見開き頁を使った大画面もあり さとうわきこさんの愉快な絵を、思いきり楽しめます。


ねずみにとどいたクリスマス
ねずみにとどいたクリスマス
ヨゼフ・ヴィルコン/絵
ルドルフ・オットー・ヴィーマー/文
かわなごよしかつ/訳
いのちのことば社フォレストブックス




ちっぽけな存在で、たいして役にもたたない生き物と思っていた ねずみが、「救い主が生まれた」という知らせを聞くという 不思議な導きによって活躍する、一夜のおはなし。
暗く静かな森の風景は、だんだんと明るい色に変化していきます。
登場する動物もだんだん大きくなっていき、気持ちが高まります。
ユーモラスで愛らしく、それでいて力強く、独特の存在感がある ヴィルコンさんの動物画を楽しめます。


くまとやまねこ
くまとやまねこ
湯本香樹実/文
酒井駒子/絵
河出書房新社

(売り切れ)




ずっと続くと思っていた仲良しのことりとの今日という日の朝、なのに別れは突然やってきました。
くまは悲しくて、暗い部屋の中でじっと、ことりとの思い出の中にだけいました。
ある日のこと、久しぶりに窓を開けたくまは、草のにおいに誘われ、家を出て、森へと歩き出しました。
みつけた、新しい出会い。やまねことの出会いは、くまを新しい時へと旅立たせます。
哀愁ただよう、モノクロで描かれた酒井駒子さんの絵は、じんと心に迫ってきますが、 小説家湯本香樹実さんの、きらきら輝く言葉の数々も味わい深いです!


おおきくなりすぎたくま
おおきくなりすぎたくま
リンド・ワード/文・画
渡辺茂男/訳
ほるぷ出版

(売り切れ)


ジョニーくんが住む谷あいの村では、どこの家の納屋にも熊の毛皮が干してあります。
でも、ジョニーくんの家の納屋には、熊の毛皮が干してあることはありませんでした。
そのことが悔しいジョニーくんは、熊をしとめてやると森の中に入っていきました。
ところが出会ったのは、おなかをすかした子熊でした。ジョニーくんは子熊に、かえでさとうをあげ、家に連れ帰りました。
見開き頁の左頁の下に少しの文、右頁全体が絵という構成で、80頁以上あるのですが
繊細なセピア色の絵が、まるで白黒映画を見ているように、どんどん展開していきます。
その絵からは、躍動感と情感が感じられ、ジョニーくんの心情に寄り添うことができます。
食いしん坊の熊の食べるという本能が、命拾いのきっかけになるところも生命力あふれて 心があたたかくなるストーリーです。


もっとぱくっ (おひさまのほん)
もっとぱくっ (おひさまのほん)
せきゆうこ/作
小学館

(売り切れ)




ぱくちゃんは、食いしん坊で、なんでも大好物な青虫。
本作には、春夏秋冬の季節ごとのおはなしが4話載っていて みつばち、おばけ、りんごの森、雪男といろいろな場所や 登場人物が出てきて、ぱくちゃんは、あっと驚くことばかり体験します。
でも結局、いつでも、どこでも、おいしくぱくっと、食べまくります。


やさいのおしゃべり
やさいのおしゃべり
泉なほ/作
いもとようこ/絵
金の星社

(売り切れ)



れいちゃん家の冷蔵庫。食べてもらえない野菜たちがいっぱい。 そこに、今日買われてきた、きゅうりが仲間入り。
まわりにいる野菜たちは、折れたりやぶれたりしています。 いつか食べてもらえることを楽しみにしている野菜たちは、口々に文句を 言い始めました。れいちゃんが自分のことを嫌いと聞いていたきゅうりは がっかり。捨てられてしまうと、ひやひやします。
表情豊かにかわいく描かれた野菜たちのおしゃべりは、耳がいたいことばかり。
食べ物を大切にと思います。


まほうのなべ
まほうのなべ
ポール・ガルドン/再話・絵
晴海耕平/訳
童話館出版

(売り切れ)



気立てのよい、けれども貧乏な女の子がお母さんとふたりで住んでいました。
ある日、食べるものがなくなり、女の子は森へ食べ物をを探しに でかけました。その日は、なにもみつからず、女の子は泣き出してしまいます。
すると、マントを着たおばあさんがやってきて、おいしいオートミールが 出てくる魔法のなべと、煮たりやめさせたりできる、呪文を授けてくれました。
ところがある日、女の子が出かけた間に、お母さんが煮るのをやめさせる 呪文を忘れてしまい、オートミールはあふれだします。
食べることへの喜びを感じる昔話です。


つんつくせんせいとふしぎなりんご
つんつくせんせいと
ふしぎなりんご

たかどのほうこ/作・絵
フレーベル館





つんつくえんのみんなは、丘の上の真っ赤なりんごの木まで出かけます。 りんごの絵を描いて、食べる予定です。
途中、木のほらにたくさんのどんぐりをみつけた、つんつく先生は、 子どもたちに黙って、どんぐりをポケットにつめました。
そのどんぐりは、りすの夫婦が集めた大事などんぐりでした。 困ったりすの夫婦は、頼りになる、はりねずみのおばさんに相談しました。
はりねずみさんが考えた、くりりん・くりんごダンスや、つんつく先生の 面白さに笑ってしまいます。真っ赤なりんごもおいしそう。


ケーキができたわけ
ケーキができたわけ
さとうわきこ/文・絵
女子パウロ会

(売り切れ)




クリスマスの前の夜。人並みにケーキが食べたくなった三人組のどろほうたちは げんきばあちゃんの家に忍び込み、おいしいケーキを焼いてもらうために ばあちゃんを、自分たちの家へと連れ去ります。
物怖じしない、ばあちゃんは、「まかしときな」と、材料や道具を持ってこさせ さっさとケーキ作りを始めます。
どろぼうよりも、一枚上手のばあちゃんは、ちゃっかり自分用の大きいケーキを 手にして帰ります。だまされたどろぼうたちですが、おいしいケーキに心が やさしく、なごんでいきます。


もうねむたくてねむたくて
もうねむたくてねむたくて
森山京/作
佐野洋子/絵
フレーベル館

(売り切れ)



暑い日の昼下がり、お昼寝をしたくないこねこは、こっそり家を抜け出します。
こねこは、道で会う動物たちに「ぼくと遊びませんか。」と声をかけるのですが みんな「ねむたくて、ねむたくて、どこかに昼寝のできるところはありませんか」 という返事。こねこは、「自分の家で寝てください」と答えます。
そんな会話を繰り返すうち、こねこもだんだん眠くなってきました。
目をさますと、家のベッドの中。あたりをみまわしますが、さっき出会った 動物たちは、どこにもいません。夢と現実が交差する不思議なおはなし。
お昼寝後に食べる虹色シャーベットも、不思議な味がしそうです。


おばけなんていないよ!
おばけなんていないよ!
エマヌエル・エーコート/作
真木文絵/訳
偕成社
★新品バーゲンブック★

(売り切れ)



新しい家に引っ越してきたぼく。近所にはおばけがいると 噂の古いお屋敷が。好奇心旺盛なぼくは、虫とり網を持ってお屋敷へと走ります。
お屋敷には案の定たくさんのオバケの家族たち。 ところが、ぼくにはおばけがちっとも見えない。
遊んで欲しいオバケたちは、みつけてよ〜と必死にアプローチ。 あちこち探すぼくとの攻防がとっても愉快♪


ゆうれいとなきむし
ゆうれいとなきむし
くろだかおる/作
せなけいこ/絵
ひかりのくに

(売り切れ)




歯が痛いぼうや。でも歯医者には行きたくないと大泣きで 家から飛び出してしまいました。そこに現れたのは、ゆうれいさん。
このゆうれいさん、怖いどころか、とっても親切。 泣いているぼうやのために、孤軍奮闘してくれます。
ゆうれいさんが苦労して、ぼうやを連れて行った先は おばけの歯医者さん、そのドアを開けると!!
やっぱりちょっと怖い、せなけいこさん描く、おばけ絵本です。
「おはなしひかりのくに」2000年6月号より再編修された ハードカバー版。


いじわるブッチー
いじわるブッチー
バーバラ・ボットナー/文
ペギー・ラスマン/絵
ひがしはるみ/訳
徳間書店

(売り切れ)



ブッチーのママとあたしのママはとっても仲良し。 ブッチー連れていつも遊びにきます。 ところが、ブッチーはおこりんぼうで、わがまま。
あたしはいじめられてばかり。夢の中でブッチーに仕返しする ことしかできません。
そんなブッチーがしばらく泊まりにくることになり あたしは、一大決心!ブッチーをやっつける作戦をたてます。
パワフルに描かれた絵と文で、最後はスカッと笑えます。

わんぱくだんのかくれんぼ
わんぱくだんの
かくれんぼ

ゆきのゆみこ・上野与志/作
末崎茂樹/絵
ひさかたチャイルド

(売り切れ)




けんとひろしとくみは、仲良し三人組。遊ぶのも悪戯するのもいつも一緒! みんなから「わんぱくだん」と呼ばれています。
かしのき公園でかくれんぼをして遊んでいると、突然、あたりが森になります。 かくれんぼをしていた動物たちが、かくれたままになっているというのです。
動物たちをみつけて、かくれんぼを終わらせてあげることに。
現実の遊びと夢の遊びがひとつになった冒険ファンタジーです。
読みながら、いっしょに遊べる内容も盛り込まれています。


ちいさいしょうぼうじどうしゃ
ちいさい
しょうぼうじどうしゃ

ロイス・レンスキー/文・絵
わたなべしげお/訳
福音館書店

(売り切れ)



1940年代にアメリカで出版された、スモールさんの絵本シリーズです。
本作では、消防士にったスモールさん。子どもたちのあこがれのお仕事に スモールさんがさっそうと、一生懸命働く姿が、かっこよく描かれます。 加えて、はたらく乗り物、消防自動車も大活躍!
2歳から読んであげられます。

おさらをあらわなかったおじさん 岩波の子どもの本
おさらをあらわなかった
おじさん
岩波の子どもの本

フィリス・クラジラフスキー/文
バーバラ・クーニー/絵
光吉夏弥/訳
岩波書店

(売り切れ)



料理が大好きなひとり暮らしのおじさんの楽しみは、晩ごはんを たくさん作って食べること。食べ終わった時には、くたびれて眠くなってしまいます。
けっきょく、お皿は流しの中へ。
毎日毎日その繰り返しで、とうとう汚れたお皿は、部屋中にあふれ お皿でないものまで食器がわりに!
最後はいったいどうなるの? 笑いを誘うお話です。

「ごろはちだいみょうじん」こどものとも傑作集
ごろはちだいみょうじん
こどものとも傑作集

中川正文/作
梶山俊夫/絵
福音館書店

(売り切れ)



村に住む、ごろはちというたぬき。いたずらもんだけれど、憎めない。
人間の食べ物を盗んだ、次の日には山の実をおかえしするという 几帳面なやつで、村の人からぱ、ごろはちだいみょうじんと呼ばれていました。
そんなごろはちが、ほんとの五呂八大明神になって、 森の社にまつられるという顛末を、関西弁の一人称の文章で 面白可笑しく、ちょっとせつなく描いています。


なんげえはなしっこしかへがな
なんげえはなしっこしかへがな
北彰介/文
太田大八/絵
銀河社

(売り切れ)



津軽の昔話で、何話も話すのにあきてきた話し手が 「なんげえ話しっこだぞ」と言って語る、同じ言葉の繰り返しが続く「果なし話」
作者が小さい頃、聞いたその昔話を、詩的にアレンジした、話集です。
「くりの実」「なぎくらべ」「へび」「くまんばぢ」「かっぱ」 「かみさまのふんどし」「鬼ばば」の7話収録。
繰り返される、それぞれのオノマトペと津軽弁のリズムが軽妙です。


「やまんばのにしき」むかしむかし絵本
やまんばのにしき
むかしむかし絵本

松谷みよ子/文
瀬川康男/絵
ポプラ社

(売り切れ)


ある日、ちょうふくやまに住むやまんばに、赤ちゃんが生まれます。
するとその晩のこと、「祝いのもちをついてもってこう」と なにやら得体のしれないものが、暴れ回ります。
ふるえあがった村人たちは、いつもいばってばかりいる二人の若者と 案内役のばんばにもちを託し、やまんばの住む山へと向かわせます。
口ばかりで実は弱虫の若者たち、村人たちのことを思い、勇気を出す ばんばのお手柄、豪快でおおらかなやまんば、驚異の力をもつ赤ちゃんの 活躍など、胸がすく、人間味あふれる昔話です。


「いろいろいろ」かがくのとも118号(1979年1月号)
いろいろいろ
かがくのとも118号
(1979年1月号)

辻村益朗/作
福音館書店

(売り切れ)



モノクロの形を見て、色をあてる写真絵本。
1ページのみに文があり、2ページ以降は字のない絵本。
形の面白さと、色の美しさを生かした写真が交互に出てくる 斬新な構図で、存在感のある世界を表現しています。


「こうもり」かがくのとも128号(1979年11月号)
こうもり
かがくのとも128号
(1979年11月号)

吉行端子/文
山本忠敬/絵
福音館書店




哺乳類のなかでとぶことのできる、ただひとつの生き物、こうもりの生態絵本です。
超音波をだす捕食のしくみや、飛行のひみつ、子育ての 様子や、冬眠についてなど、こうもりの秘密にせまります。
乗り物絵本でお馴染みの山本忠敬さんの、異色作品です。


「ちいさなねこ」こどものとも傑作集
ちいさなねこ
こどものとも傑作集

石井桃子/作
横内襄/絵
福音館書店

(売り切れ)



好奇心旺盛な子猫が外にとびだすと、そこには危険がいっぱい。
飾りのない簡潔な石井桃子さんの文に、よけい緊迫感を感じます。
また、子猫の心情を、想像しながら読むことができます。
猫の表情や動きをリアルに描いた、横内襄さんの絵もおすすめです。


やぎのびりいとふとったなかまたち
やぎのびりいと
ふとったなかまたち

ノニー・ホグローギアン/作
金井直/訳
文化出版局
★絶版★




二度もコールデコット賞を受賞している、ノニー・ホグローギアンの作品です。
やぎのびりいは、毎日食べて遊んで、食べて寝て、とても幸せに暮らしていました。
ところが、だんだんたくさん食べるようになり、 だんだん遊ばなくなり、だんだん太ってきました。
そんなある日、飼い主たちがびりいを食べる相談をしているのを聞いて、 びっくり!森で暮らそうと、急いで逃げ出しました。
森へ向かう途中、同じくまるまる太って飼い主にたべられそうな、 4匹の仲間と出会う繰り返しのくだりが昔話風。愉快なお話です。


なんにかわるかな?
なんにかわるかな?
パット・ハッチンス/作
ほるぷ出版
★絶版★



(売り切れ)


パット・ハッチンスの創意と工夫を凝らした字のない絵本です。
主人公は、男の子と女の子の積み木のお人形。 ふたりは、積み木で何かを作っています。できたのは…お城! ところが、急に火事になり、ふたりが、急いで作ったのは…
緑、黄色、赤、オレンジの積み木が、つぎつぎと違うものに変化していきます。
どれも、同じ形、大きさの積み木を使って描かれているので、どこに何の積み木が使われているのか 図形探しもできます。
バランスのとれた形の面白さや、調和のとれた色の美しさ つぎつぎと変化する動きの楽しさ、何よりページをめくることで 場面が変わっていく、絵本の楽しさを味わえます!


マドレーヌといぬ
マドレーヌといぬ
ルドウィッヒ・ベーメルマンス/作・画
瀬田貞二/訳
福音館書店



(売り切れ)



ある日、おちびさんのマドレーヌが川に落ち、一匹の犬が助けます。 12人のこどもたちと、ミス・クラベルは その勇ましい犬を寄宿舎につれて帰ることに。ジュヌビエーブと名付けられた犬は、とても利口でした。
ところが、学校検査の日に評議員たちに追い出されてしまいます。
テンポの良いおはなしと、この作品でコールデコット賞も受賞した ベーメルマンスの絵を楽しむことができます。
モノクロと黄色で描かれたユーモアある絵の合間に、 オールカラーで描かれた一枚の絵画のようなパリの風景画の中に、 マドレーヌたちが登場する場面が出てきます。 そのギャップも面白いです。
いなくなった犬を探したり、ノートルダム寺院をはじめ、 パリの有名な建物をみつけたり、絵には、文以上のたくさんのことが、 描かれています。


てつたくんのじどうしゃ 普及版こどものとも
てつたくんのじどうしゃ
普及版こどものとも

わたなべしげお/作
ほりうちせいいち/絵
福音館書店
★絶版★

(売り切れ)


てつたくんが歩いていたら、車の部品がころころ、とんとんやってきます。
最後にエンジンを乗せて走り出しますが、何かが足りません。
向きを変えられないのです。
そこでてつたくんが、ハンドルをもって飛び乗ると、自動車完成! 車には運転手が必要だったんです!
1969年に初版された絵本ですが、カラフルで明快な堀内誠一さんの絵は、 少しも古さを感じさせません。わくわく感いっぱいです!


ぴちこちゃんのけっこん 普及版こどものとも
ぴちこちゃんのけっこん
普及版こどものとも

ベラ・ヘルド/原作
木島始/文
桂ゆき/画
福音館書店
★絶版★

(売り切れ)



桂ゆきさんは、1935年より60年間、独自の表現手法で活躍され 女性芸術家の草分け的存在ともいわれた方で、昨年生誕100年の展覧会も 開催されたそうです。
子ども向けには、初期の「ノンちゃん雲に乗る」(石井桃子)の挿画もてがけられています。 本作品は、貴重なカラーの絵本作品。
絵本という制約のある限られたスペースの中でうまれる 斬新で躍動感のある構図、柔らかで美しい色の組み合わせが楽しめます。

すばらしくきれいでかわいいねずみのぴちこちゃん。
ぴちこちゃんと結婚したい考えている動物たちが、つぎつぎプロポーズにやってきます。 ぴちこちゃんが選んだお相手は?
おはなしは、日本の昔話の「ねずみの嫁入り」のようでもありますが、 こちらは、男性がどんなにすばらしいか自分をアピールするのだけど、 選ぶのはぴちこちゃんで、自分の意志で結婚相手をきめていくという、 とてもたのもしい、現代女性版のおはなしです。


夏の虫 夏の花 645種の身近な生きものの世界
夏の虫 夏の花
645種の身近な生きものの世界

たかはしきよし/絵
奥本大三郎/文
福音館書店
★再入荷★

(売り切れ)



夏休みにおすすめの絵本です。 この絵本は、おはなしも交えた、図鑑絵本です。 主に虫を中心に、草花や鳥なども載っています。
野原や森の中には、小さな小さな虫たちが、自分たちのテリトリーを 守りながら、個々に特性のある暮らし方で、生きていると思うと、 とても、たくましく思えます。
この絵本に載っているのは、ほんの一部の生き物だと思います。 でも、知らない小さな虫たちがたくさんいることに驚きます。
たかはしきよしさんは、「ファープル昆虫記」など、生物をテーマにした 本の挿絵を数多く描いています。645種類の生物画は圧巻です。


ゆうちゃんとしんくんとへんてこライオン
ゆうちゃんとしんくんと
へんてこライオン

長新太/作
小学館

(売り切れ)



暖色系で描かれたゆうちゃんの巻と、寒色系で描かれた しんくんの巻が、交互に出てくる、5話のショートストーリーです。
ゆうちゃん、しんくんが歩いていると、ライオンに出会います。 話しかけると、突然、ライオンの体がおかしなことに・・・ いろいろなものに変身する、へんてこなライオンのおはなしです。
変身したものはみんな、びっくりするようなものばかり。 ゆうちゃん、しんくんと読者のみんなを楽しませてくれる愉快なライオンのおはなしです。


とてもすてきなわたしの学校
とてもすてきな
わたしの学校

クター・スースとジャック・プレラツキー/文
レイン・スミスとドクター・スース/絵
   神宮輝夫/訳
童話館出版

(売り切れ)


ドクター・スースが残した未完成原稿をもとに 詩人のプレラツキーとイラストレーターのレイン・スミスが 完成させた、ノンセンスのうたです。
原文は韻文だそうですが、神宮輝夫さんが、リズミカルな 雰囲気を大切に、たのしい日本語文に訳されています。
なんでもありのふたつとないとてもすてきな学校のおはなし。
レイン・スミスのにぎやかな絵の中に、ドクター・スースの絵も 貼り絵で登場!


ドクター・ドッグ いぬのおいしゃさんはおおいそがし
ドクター・ドッグ
いぬのおいしゃさんは
おおいそがし

バベット・コール/作
ちばみどり/訳
ほるぷ出版
★絶版★

(売り切れ)


ガンボイルさんちの犬はお医者さん。その名はドクター・ドッグ。
ブラジルの学会で講演していたドクター・ドッグ。 ガンボイルさんちのみんなの具合が悪くなり、急きょ呼び戻され 一家の診察でてんてこ舞い。
いろいろな病気には原因があることを、ドクターがわかりやすく 説明してくれ、病気予防に気づかせてくれる、可笑しな病気の絵本。


かえるがみえる
かえるがみえる
まつおかきょうこ/作
馬場のぼる/絵
こぐま社

(売り切れ)



かえるがみえる、かえるにあえる、かえるははえる・・・ 韻をふんだリズミカルな文が続く、ことば遊び絵本。
モノクロに、アマガエル色の緑のさし色がすっきりとした シンプルで、ユーモラスな絵。とぼけた雰囲気のかえるたちが つぎつぎと登場して、言葉の世界を広げます。


いつかはきっと…
いつかはきっと…
シャーロット・ゾロトフ/文
アーノルド・ローベル/絵
やがわすみこ/訳
ほるぷ出版

(売り切れ)



「いつはね……」ではじまる文には、こうなりたい! こうしたいな!という、女の子らしい願望がいっぱい。 大きくなったらなーんだと思えるような身近な未来から ちょっと実現不可能な夢見る未来まで。
子ども時分の想像する楽しさやわくわく感を、ローベルが ソフトな線描であたたかく描きます。


おばけのどろんどろんとぴかぴかおばけ
おばけのどろんどろんと
ぴかぴかおばけ

わかやまけん/作・絵
ポプラ社

(売り切れ)



夏の夜、おばけのどろんどろんが小川のほとりを散歩していると 光るものが集まって、ぴかぴかおばけになり、追いかけてきます。
怖くて泣き出してしまったどろんどろん。でも、その正体は ほたるたちでした。すっかり仲良くなった、どろんどろんと ほたるたちが、楽しく遊びます。
ところが、そこに、ほたるを食べてしまうコウモリがやってきました。
動きのあるほたるの光、草かげにかくれている野ねずみたち 色づかいや画面割りなど、デザイン的に描かれ、見て楽しい絵本。


たっちゃんのながぐつ
たっちゃんのながぐつ
わかやまけん/作
こぐま社

(売り切れ)




たっちゃんは、欲しかった長ぐつを買ってもらいました。
長ぐつを頭にのせて踊ったり、大喜び。 次の日、早速長ぐつをはいて遊びます。
ところが、砂遊びに夢中になり、長ぐつを片一方なくしてしまいます。
嬉しいこと、悲しいこと、困ったこと、子どもの思いがのびのびと 描かれています。
ささいな日常の出来事や、何気ない身の回りのものも、子どもの 成長に大切なものなのですね。


おじさんのかさ
おじさんのかさ
佐野洋子/おはなし・絵
銀河社(旧版)

(売り切れ)




おじさんは、りっぱなかさを持っています。
かさを大事にするおじさんは、雨が降ってもかさをさしません。 大雨の日には、かさがぬれるので出かけません。
そんなある雨の日、「あめがふったらポンポロポン・・・」と いう子どもの声を聞きました。 おじさんは、その声につられてとうとうかさを開いてしまいます。 すると・・・
お気に入りのかさをさして、雨の中を歩きたくなる 雨の日がとても楽しくなる
おはなしです。


よあけ
よあけ
ユリー・シュルヴィッツ/作・画
瀬田貞二/訳
福音館書店

(売り切れ)



音もなく、そよ風が湖面をゆらす、静かな夜のとばり、 生き物が動き出す朝もや、日の出とともに冴えわたる山と湖。
時の流れを淡々と語る文章とともに、美しく描き出される風景。
湖に漕ぎ出したボートの上で、祖父と少年が見たのは、山と湖が 一体となった一面のみどり!見開き2ページをつかって描かれた 風景はシンプルでダイナミックです。
柳宗元の唐詩「漁翁」をもとに創作されています。


はちうえはぼくにまかせて
はちうえはぼくにまかせて
ジーン・ジオン/作
マーガレット・ブロイ・グレアム/絵
もりひさし/訳
ペンギン社

(売り切れ)



トミーは夏休み、バカンスに出かける近所の人の鉢植えを預かる アルバイトをはじめました。家は鉢植えだらけになりました。
植物を育てるのがとても上手なトミーを、おかあさんは やさしく見守ってくれます。でも、仕事で忙しいおとうさんは ぶつくさ文句ばかり。
やがて、植物たちはどんどん育ち、家は森の中やジャングルの ようになってきました。このままでは、家がこわれてしまうと 心配になったトミーは…
トミーの愛情は、植物も人も幸せいっぱいにします。
最後には、おとうさんも、トミーも!


わたしとあそんで
わたしとあそんで
マリー・ホール・エッツ/文・絵
よだじゅんいち/福音館書店

(売り切れ)





原っぱに遊びにでかけたわたし。ばった、かえる、かめ、りす かけす、うさぎ、へび、原っぱの動物たちに遊びましょと 声をかけるのですが、みんな逃げていってしまいます。
一人座って、じっとじっとしていると…
やわらかな線描と淡黄色の背景が、空で笑っているお日さまの 穏やかな光に包まれているようなあたたかさを感じます。
自然の中では、人も動物のひとりです。


にわやこうえんにくるとり 日本の野鳥1
にわやこうえんにくるとり
日本の野鳥1

薮内正幸/文・絵
福音館書店



(売り切れ)


つばめや、すずめ、からすなど、よく見かける鳥の他 もず、つぐみ、えぞびたき、ひよどりなど20種類の 野鳥の絵と、特徴、習性などが載っている図鑑絵本です。
飛ぶ様子や餌をついばむ様子、群れの姿などが描かれています。
四季を感じる自然の風景の中、一羽一羽の鳥たちが、愛情こめ 丁寧に描かれた美しい絵本です。


36人のパパ
(世界の絵本コレクション)

イアン・リュック・アングルベール/作
ひろはたえりこ/訳
小峰書店

(売り切れ)



パパと遊びたいローラ。でもパパはちっとも相手にしてくれません。
しかたなく向かった本の部屋でみつけた古い箱。 中には、魔法の本と杖と帽子が入っていました。 それらを身に着けて、魔法の言葉を読むと、ローラの願いどおり たちまちパパがやってきて、願いをかなえてくれるではありませんか。
ところが、願うごとにだんだんとパパがふえていきます。
困ったローラは、パパたちを箱にもどすことに・・・ 本当のパパまで?
落ち着いた雰囲気の水彩画は、じっくりおはなしを楽しめます。



ダンボールくん
(世界の絵本コレクション)

シャローム・リュイエ/絵・文
しまだかんぞう/訳
小峰書店

(売り切れ)



大通りに捨てられたダンボールくん。 ひとりぼっちのダンボールくんは空想の世界で遊びます。 みんなを喜ばせようと、いろいろなものに変身。 だけど疲れてしまったダンボールくんは、もとの姿に。 みんなに踏まれ、とうとう泣き出してしまいます。
その時風がふいて、ダンボールくんを運んでくれた先は ひとりぼっちのレオンの頭。今度はふたりで空想の翼を広げます。
夢見ることの楽しさ、ふたりでいることの楽しさを ダンボール紙のちぎり絵と、ほのぼのとしたやわらかな線画で 伝えてくれます



きこえるきこえるなつのおと
(世界の絵本コレクション)

マーガレット・ワイズ・ブラウン/作
レナード・ワイズガード/絵
よしがみきょうた/訳
小峰書店

(売り切れ)


子犬のマフィンが、夏の牧場にやってきました。牧場には、あちこちで音がいっぱい!
はじめて聞く音も、知っている音も、マフィンは耳をすませます。 最後はとっても不思議な音。はらぺこ巨人のおなかの音?
いったい何の音?
牧場の暮らしや自然の中で、音をとおして感性豊かに描かれる にぎやかな夏の絵本。



やぎのブッキラボー3きょうだい
(世界の絵本コレクション)

ポール・ガルドン/作
青山南/訳
小峰書店

(売り切れ)



ブッキラボーという名の、3びきのやぎのきょうだいがいました。
川をわたった丘の上でたっぷり食べて太ろうと思いました。 でも、そこに行くには、橋をわたらなければなりません。 橋の下には意地悪な醜いトロルがいました。
ノルウェーの昔話をもとにした、日本でもおなじみのお話です。
ガルドンがのびのびとダイナミックに描いています。


バムとケロのにちようび
島田ゆか/作
文溪堂

(売り切れ)





雨の日の日曜日、外で遊べないバムはうちで本を読むことに。 ところが、家の中はケロが汚したものだらけ。
まず部屋をきれいにしなくちゃ。バムは大掃除をはじめます。 やっと、きれいになって、今度は本を読む時に食べるおやつを 作ろうと思ったその時、ドロだらけのケロが・・・
とっても愉快なできごとがつぎからつぎに起こります。
ふたりでゆっくりじっくり本がよめる時はくるのでしょうか?
バムとケロのうちは、いろいろなグッズやインテリアがいっぱいの 夢のようなお部屋!
絵の中にいろいろな発見やストーリーが盛りだくさんです。



ゴリラのパンやさん
こどものくに傑作絵本

白井三香子/作
渡辺あきお/絵
金の星社

(売り切れ)



ちょっと顔はこわいけど、ほんとはやさしいゴリラのパンやさんのおはなし。
秋の終わりにゴリラのパン屋さんが丘のうえに店を開きました。
はりきるゴリラさんでしたが、見た目がこわい! ゴリラさんの大きな声やにっこり笑っても大きな歯をみて、みんなびっくり! パンを買わずに逃げていってしまいます。
そこでゴリラさんは、名案を考え、ためしてみることに・・・
いいにおいの焼きたてパンは、みんなの心をほかほかしあわせな 気分にしてくれます。ゴリラさんのやさしさも、きっと伝わるはずですね!


ベルベットうさぎのなみだ
ベルベットうさぎのなみだ
マージェリィ・ウィリアムズ/原作
ルー・ファンチャー/文
スティーブ・ジョンソン&
ルー・ファンチャー/絵
成沢枝栄里子/訳
BL出版
★新品バーゲンブック・絶版★




男の子の部屋にベルベットでできたうさぎのぬいぐるみがいました。
年とった皮の馬がうさぎに子ども部屋の魔法の話をしてくれました。
それは、「子どもが長い長い間大事にして ほんとうに大切に思うようになると、ほんものになることができる」というものでした。
ベルベットうさぎは、ほんもののうさぎになることを夢見るようになりました。
ある夜から男の子は、べルベットうさぎをぼろぼろになるまで大切にするようになりました。 いよいよほんものになった!と信じていたうさぎでしたが・・・
マージェリィ・ウィリアムズの名作を損なわず、2-3歳さんから読んであげられる美しい絵本になっています。


沖釣り漁師のバート・ダウじいさん
沖釣り漁師の
バート・ダウじいさん

ロバート・マックロスキー/作
わたなべしげお/訳
童話館出版

(売り切れ)




バート・ダウじいさんは、年とった沖釣り漁師。 年季の入った舟、気まぐれエンジンの「潮まかせ」を、いつも 手入れをしては、沖釣りに出かけていました。
ある朝、「潮まかせ」で沖に出たバートじいさんが釣りづなを たらすと、どしりとおもい引きを感じました・・・
沈着冷静でユーモアもあるバートじいさん、相棒のおしゃべりかもめ、 お茶目なくじらたち、登場者はどれも魅力いっぱい。
文も絵もからりと明るい、ほら話風武勇伝です。

絵本 ライオンと魔女(ナルニア国ものがたり)
絵本 ライオンと魔女
(ナルニア国ものがたり)

C.S.ルイス/原作
チューダー・ハンフリーズ/絵
H.オラム/再話
中村妙子/訳
岩波書店
★絶版★

(売り切れ)



古い衣装ダンスを通りぬけ行くことのできる魔法の世界、ナルニア国。
そこは今、白い魔女に支配された冬の世界でした。
魔女は杖をひとふりして、あらゆるものを石像にかえる恐ろしい力を 持っていました。その魔女を負かし、平和なナルニア国に蘇らせる ことができるのは、偉大なライオン、アスランと協力する冒険好きで 勇敢な4人の子どもたち・・・
全7巻からなる壮大なファンタジー「ナルニア国ものがたり」の第1作 「ライオンと魔女」を、伝統のイギリスファンタジーの雰囲気が 伝わる写実的で迫力ある絵で楽しむことができる絵本版です。

おどります
おどります
高畠純/作
絵本館

(売り切れ)




ぶた、うま、かばとぞう、たこ、ゴリラ・・・それぞれに趣向を凝らした小道具を持って動物さんが登場。
神妙な顔つきで立っています。ページをめくると、一転して陽気な雰囲気♪
「メケメケ フラフラ」のリズムにあわせ、のりのりで踊りだします!
登場する動物さんの顔ぶれも愉快!笑いを誘います。

いつもいっしょ
いつもいっしょ
かさいまり/作
くもん出版

(売り切れ)




いつもいっしょのお気に入り「ライナスの(安心)毛布」
「ごろごろいっしょ」「ゆらゆらいっしょ」など心地よくなる擬態語が出てきます。
あたたかいものに包まれる言葉と表情に安らぎます。
みんなの「ライナスの(安心)毛布」を見ている小さな虫さんの存在もおたのしみ。 最後に虫さんがみつけたお気に入りは・・
なるほど。

なにたべてるの?
なにたべてるの?
いちかわけいこ/文
たかはしかずえ/絵
アリス館
★絶版★

(売り切れ)



「しゃくしゃくしゃく」「かりっかりっかりっ」など食、べる様子を表した擬態語が出てきます。 ねこが出会った動物は後姿と食べる音、だれがなにをたべてるの?
ページをめくるとおいしそうに好物を食べる動物さんの姿が。
でも、ねこにはお気に入りの食べ物じゃないみたい。
ねこの好きな食べ物はなに?・・最後にねこの嬉しそうな顔!
イラストレーター高橋和枝さんの、2004年版絶版レア絵本。


二ひきのこぐま
二ひきのこぐま
イーラ/作
松岡享子/訳
こぐま社

(売り切れ)



冬眠からさめた遊びざかり双子のこぐまたちは お母さんぐまのいいつけをやぶって、どんどん遠くへ行って とうとう迷子になってしまいます。
お母さんを探して森の中を冒険するこぐまたちは やがて疲れて眠ってしまいます。
こぐまたちが目覚めると、そこにいたのは・・・
どのシーンも、愛らしいこぐまたちの表情が映し出され モノクロの世界がとてもやさしく感じらる 動物写真家イーラさんの写真絵本。


ぐりとぐらのうたうた12つき
ぐりとぐらのうたうた12つき
<なかがわりえこ
やまわきゆりこ/作
福音館書店

(売り切れ)



人気のぐりとぐらの絵と、楽しいリズミカルな文。
「あけましておめでとう」の1月からはじまる12の詩と12枚の絵です。
月や季節に興味をもちはじめたお子さんにおすすめです。
絵の中にいろいろ描かれていたり、月ごとのご家族の思い出話 などでも、親子の会話がはずみそうです。


どこへいってた?
どこへいってた?
マーガレット・ワイズ・ブラウン/作
バーバラ・クーニー/絵
うちだりさこ/訳
童話館出版

(売り切れ)



うちだりさこさんのシンプルな訳で、2歳くらいから読んで あげられる詩の絵本です。
ねこ、うま、かえる、もぐら、みつばち、くじらなどいろいろな 動物がでてきます。
黒と赤茶色で描かれたクーニーの絵は、擬人化され描かれた 動物もいて、想像力ふくらむファンタジーの世界へと広がって います。最後のからすのシーンは笑いをさそいます。

甲骨もじであそぶちゅうごくの十二支のものがたり
甲骨もじであそぶ
ちゅうごくの十二支のものがたり

おうようかりょう/甲骨もじ
せきとみこ/お話
みかみまさこ/構成
JULA出版局

(売り切れ)



甲骨文字は、亀の甲羅や獣の骨に刻まれた3000年以上昔の 古い中国の漢字書体で、亀甲獣骨文字とも呼ばれています。
抽象的な絵文字様で、一番古い漢字の用例だそうです。
巻末には主な甲骨文字が今の漢字と比較して並べられて いますが、今の漢字と似ているものもあり、面白いです。
お話は、どうして十二支がうまれたかという内容で すべて甲骨文字で描かれています。
日本でも馴染み深い、中国古来から伝わるお話と漢字に ふたつの国の悠久の歴史を感じます。


ぶたのたね
ぶたのたね
佐々木マキ/作
絵本館

(売り切れ)






走るのがおそいおおかみくん。いつもぶたに逃げられてばかり。
いつかぶたの丸焼きが食べたいと思っていたところにやってきたのは、きつね博士。
博士がくれたのは「ぶたのたね」、そのたねを土に埋めると、ぶたの木が大きくなってぶたの実がなるらしい。
そこでおおかみは、そのたねをうめてみたところ… 予期せぬできごとが起こり、結局うまくいかないおおかみですが 「こんどこそ!」と、がんばってぶたのたねをうめています。
1989年に描かれ、ロングセラーをつづけているナンセンス絵本。


しずかに!ここはどうぶつのとしょかんです
しずかに!ここはどうぶつの
としょかんです

ドン・フリーマン/作
なかがわちひろ/訳
BL出版

(売り切れ)




カリーナは図書館で動物がたくさんでてくる本を読んでいました。
動物たちも本を読みたいかもしれない。 わたしが図書館の人だったら、動物のための特別な日をつくるのに。
はじめに入ってきたのはカナリア。そのあと、つぎつぎとやってきた 動物たちで、やがて図書館はいっぱいに。
カリーナは司書さんになって、動物たちが楽しく本を読めるよう お世話に奮闘します。カリーナはすっかり空想の世界へ。
空想の動物図書館のはなしと、そのあと現実の世界に戻ってきた カリーナの様子、どちらも楽しく、ほほえましいです。






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